内視鏡室では、上部内視鏡検査(胃カメラ)、下部内視鏡検査(大腸カメラ)をはじめ、内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)、気管支鏡検査など多岐にわたる検査を行っております。また近年の内視鏡の進歩に伴い、当院でも内視鏡治療を積極的に行い、食道、胃、大腸の腫瘍切除術(ポリペクトミー、EMR、ESD等)、消化管出血に対する内視鏡的止血術(クリッピング、EVL等)、胃ろう造設術、胆膵の内視鏡治療(結石除去、ステント等)、上部消化管狭窄へのステント治療など多種の内視鏡治療も行っております。
2011年より杉本(専門:消化管)、八島(専門:胆膵)の2名の内視鏡専門医がスタッフとして着任し、より充実した内視鏡検査、治療を行っております。
胃がん、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、大腸がん、大腸ポリープ、胆管がん、胆嚢がん、膵がん、胆管結石、胆道出血
| 検査名 | 2010年度 | 2009年度 | 2008年度 | 2007年度 | 2006年度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上部消化管内視鏡(GF) | 1409例 | 1460例 | 1873例 | 1902例 | 1949例 |
| 大腸内視鏡(CF) | 628例 | 689例 | 776例 | 737例 | 848例 |
| 気管支鏡(呼吸器科)(BF) | 77例 | 92例 | 213例 | 220例 | 123例 |
月曜から金曜まで毎日、上部内視鏡検査、下部内視鏡検査を行っております。その他の特殊検査、治療は症例に合わせ、適宜行います。
内視鏡検査は、診断・治療が適切であることのみならず、安全性も重要であります。当院では過去5年間、重篤な合併症はみられておりません。また、苦痛が少ないことも重要であり、経鼻内視鏡の使用や、安全性に配慮の上、鎮静剤の積極的な使用にて苦痛の軽減に努めております。
胃がん、大腸がんについては、診断から、内視鏡的切除や手術を含めた治療、follow up、化学療法まで、ガイドラインにのっとった標準治療を行いながらも、症例に応じた配慮も忘れないことを心掛けています。難しい症例は、消肝内科、消化器外科、腫瘍内科で検討し治療方針を決定しております。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | 河井 | 三神・八島・呼吸器 | 佐藤隆久・菅田 | 金井・杉本 | 山敷・梶山 | |
| 午後 | 河井 | 外科・杉本 | 杉本 | 杉本 | 慈恵 |
2012.5.1現在
内視鏡を用いて、苦痛を少なく、安全かつ確実な検査、治療を心掛けております。
胃がん、大腸がんの初期には特に体調の変化はなく、ある程度進行してはじめて症状が出てくるのが特徴です。しかも自覚できる症状では、他の病気との区別が難しい。早期発見、早期治療には定期的な検査が非常に重要です。また、早期に発見することで、内視鏡を使った手術にて、「お腹をきらずに手術」することも可能です。ぜひ一度内視鏡検査をお受け下さい。
患者様の状況、検査の必要性、安全性への配慮にもよりますが、器具を変える(経鼻内視鏡など)、鎮静剤を使用する、などのなるべく苦痛を軽減する選択肢がございます。ご相談下さい。
大腸カメラの前に飲む下剤の薬は、検査を適切に行うためには非常に重要であり、欠かすことができません。しかしながら、下剤を使用することで何度もトイレに行かなくてはならず、ご不便をおかけすることも事実です。患者様によっては、ご高齢な方や、お体の不自由な方もおられますので、当院では適宜、入院での下部内視鏡検査も行っております。ご相談下さい。